オリエンタル リズム - Oriental Rhythm -

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京都日記(奈良のおん祭り合宿1日目)

京都滞在中、白拍子の先生&生徒仲間で
奈良のおん祭りに参加するために合宿してきました♪

おん祭りとは・・・

春日大社に祀られる神様のうちの「若宮さん」という神様を
奈良公園の仮社殿にお迎え、おもてなしをして
豊穣や平和をお願いするお祭りです。

仮御殿は、若宮さん本殿と同じ大きさの社殿を
毎年建てるので、非常に大掛かりな準備が必要です。
12/16の0時に若宮さんを本殿から仮社殿に迎え
12/18の0時までに本殿へ送るという儀式の間に
様々なイベントが続きます。

(あ、踊るとかでの参加ではなく、
普通に儀式や演舞と見学するために行きました)


京都からは奈良線で一本!
特急だと早いのですが、各停でも約1時間。

途中の「平城山」という駅の読み方が
「ならやま」ってことに萌え。
710(なんと)雅な。

201512nara1-1.jpg

奈良駅では、せんとくん!!
シュールで好きです。

201512nara1-2.jpg

本命はしかまろです。
実際の鹿は、とても現金なので
こんなに愛想よく迎えてくれるとやはり可愛い。

お昼頃に集合して、夜まではさらっと観光!

201512nara1-3.jpg 201512nara1-4.jpg

南大門の金剛力士!!
昔、修学旅行で見たときよりも、
大人になってから見たほうが感動しました。

躍動感が半端ない。
筋肉や体の動きの表現、
布のたなびき方、
あとは目、手のひら、体中から気合を発していて
運慶の凄さを改めて感じました。

201512nara1-5.jpg

向こうには大仏殿。
池に映る冬の風景が綺麗でした。

二月堂、三月堂、良弁さん、をぶらりと回りました。

一番圧倒されたのは、
三月堂(法華堂)の不空羂索観音像。
教科書や美術書で見るあの仏像!!

hokkedouhukuukennjaku.jpg

お堂に入るなり、すぱ~~~~~!!っと
なにやらすごい雰囲気で目が覚める感じ。
入ってすぐ、思わず「うわ~~~!」って言っちゃいました。

不空羂索観音像の放射状に広がる光背や
合唱した手の中にあるという水晶、
素晴らしい仏像であることは素人目にもわかります。

でもそれだけでなく、
このお堂を設計した人も、すごい人ではないかと!
小さいお堂ですが、
この素晴らしい仏像さんが一番威力を発揮するような
そんな作りになっていると思いました。

201512nara1-6.jpg

大仏さんは、前にも見たのに
私の思っている感覚をはるかに超えた大きさです。

鼻の穴に、人間が入れるくらいらしいですしね。

どうやって作れるものだろうかと思案しましたが
素人にはまるで想像がつきません。
多くの人の犠牲があって、この救いの仏様の世界が
今も続いているのかと思うと、
昔の人たちへの感謝とともに、すこし複雑な気もしてきます。

201512nara1-7.jpg

巨大な広目天さんも
風に吹かれているよう。

201512nara1-8.jpg

お昼は「茶粥」を食べました。
奈良漬と昆布の佃煮とともに♪
あっさりホカホカでとてもいい♪

日が落ちると急激に冷えてきます。
風はないのですが、骨が冷えます。

夜の祭りスタートに向けて、
夕食後は宿で休憩&防寒対策(着込み)です。

夜の10:30すぎに宿を出て
真っ暗な奈良公園の参道を歩いて春日大社へ向かいます。

真っ暗です。
星が綺麗。

普通、真っ暗な中で歩くなんて
いろんな意味で恐怖心があると思うんですが
まるで怖くない。
祭りの時、イベントごとだと
精神が異常なんでしょうね。

しばらく歩き続けると、広い参道の両端に
行列が出来ているので並びました。
暗いので、列がどれくらい先まで続いているのかはわかりません。
私たちの後にもどんどん人が並びます。

向こうの方で、鹿が急に叫んだりして
皆驚きます。

深夜0時、暗闇の向こうの方で
太鼓の音がなっているのがうっすら聞こえてきます。

龍的が聞こえてきます。
どうやら、雅楽が演奏されているもよう。

人の唸るような声と、篳篥、章も聞こえてきます。

暗闇なので音だけです。なにやらすごい雰囲気。

若宮さんを連れた神職の行列がやってきます。
参列者の列のあいだを通っていきます。

最初に、大きな松明の火の粉を叩き落としながら
道の両脇に火の粉の道を作っていきます。
暗闇の中に、点々と火の粉の光が続いていきます。

ずらずらと神職の列が続き、
榊を持った集団がぎゅっと固まって、
オーーーーーー
と声を上げながら進んでいくのを見て、

怖い

と感じました。
恐らく、あの中心に若宮神をお連れしていたのだと思いますが
本当に、怖くて
神様って、恐れ多くて怖い存在だなと
身をもって体験できました。

声によって、結界を作っているような感じも
とても呪術的な世界で
きっと昔はそれがもっと身近なものだったんじゃないかな~と
想像するとなにかとてもしっくりくるような気がしました。

いままでで一番怖かった祭りです。

雅楽隊も続き、
そのあとに参列者の行列が続きますが、
私たちの前にもかなりの人が並んでいたようです。
後ろにも・・・
何千人かいたのかな???

暗闇の中、これだけの人が集まるのもすごいけど
これだけの群衆が、
し~んと物音立てず、並んで待っていたのかと思うと
異様な感じがしました。
すごい体験です。

仮社殿の広場まで来るとまずは神職の方が
お迎えの儀式をして、
途中から一般の参列者も限りがありますが広場に入れます。
ただし、すごい人だかりで、ほとんど見えません。

201512nara1-9.jpg

とりあえず一通り「参加した!」ということで
満足して一日目は終了です!

だいぶ着込んで、ホッカイロも大量に装着したのですが
今年は暖冬らしく、死ぬほどの寒さではなく助かりました。

二日目に続く。
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