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オリエンタル リズム - Oriental Rhythm -

オリエンタルコンテンポラリーダンス、レッスン、旅行記、アクセサリー制作など、つれづれなるままに・・・

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2014年 夏の新潟旅行 2日目(石川雲蝶の寺彫刻を訪ねて)

さて二日目は、今回の旅のメイン「石川雲蝶の寺彫刻巡り」です。
石川雲蝶は、日本のミケランジェロとか越後の左甚五郎とか言われているみたい。

表参道にある新潟アンテナショップ雲蝶のパンフレットを見つけて
絶対に見に行こうと思っていたので夢が叶いました♪

魚沼市周辺に、雲蝶の作品があるお寺がたくさんあるのですが、
全ては回れないので、直感で3つのお寺を厳選しました★

龍谷寺西福寺永林寺を巡ります!
(選んだ後でわかったのですが、全て私とおなじ曹洞宗のお寺だったのが
なんとも運命的!?曹洞宗は道元開祖のシンプルな禅宗です)

まずは八海山龍谷寺。
ryukokuji_mon.jpg ryukokuji_hojo.jpg

古くて立派なお寺でしたが、
すご~く飾り気と商売っ気がないお寺で、観光には物足りない感はありますが、
檀家さんのためのお寺という点と、質素さは好感が持てました。
ほんとに、観光客からお金を取ろうという気が一ミクロも無いお寺!

お堂と方丈はがらんと広い空間で、欄間のところなどに雲蝶の作品が!
ryukokuji_roka.jpg

ここがはじめだったのですごい!と思いましたが
他のお寺の作品がもっと華やかで繊細だったので
龍谷寺のものは比較的シンプルな作品なんですね。

次は本命の西福寺・開山堂
こちらはとっても華やかで賑わっているお寺です。
saifukuji_mon.jpg saifukuji_hojo.jpg

雲蝶の作品もさることながら、お寺全体のセンスが良い感じ。
観光と信仰のバランスもすばらしい印象でした。

まずは入ってすぐ見える「開山堂」外部の天狗さん
saifukuji_tengu.jpg

堂内でまずはじめにお寺の説明と雲蝶の作品解説のDVDを真剣鑑賞。
見所もしっかりわかり、学びも多いので、こういうのは必ずよく見ます。

DVDスペースの横に素敵な作品。
saifukuji_fusuma.jpg

こんな素敵なふすまいいな~。
真っ赤な金剛力士の頭部みたいな2体の恐さも。

すぐ奥が坪庭です。
saifukuji_niwa.jpg

窓から見える小さな滝と池の風景は絵画のようです。
手前の不動明王さんも涼しい風と滝の音で気持ちよさそう。

床や柱には雲蝶の遊び心満載のはめ込み細工が!?
いろんな形が散らばっていて、探すのが楽しすぎます。

筆。
saifukuji_yuka_fude.jpg

葉っぱ。これが一番多くて種類も沢山。
saifukuji_yuka_ha.jpg

ひょうたん。
saifukuji_yuka_hyotan.jpg

小槌。
saifukuji_yuka_koduki.jpg

矢。かなり大きくて長さは30センチ以上あったかな。
saifukuji_yuka_ya.jpg

これは?
saifukuji_yuka_makaron.jpg

・・・・マカロン!?
なぞのものも沢山ありました。

床一面にこんなのが散らばっているので、
みんなこうなりますよね。
saifukuji_yukasatuei.jpg

下ばかり見ていてはいけません。
上にも沢山すごいのがあります。

一番は開山堂の天井彫刻です。
堂内は写真が撮れなかったのでこちらから写真拝借です。

kaisando.jpg

とにかく感動。これしか感想は言えません。
近くで見ると、圧巻でした。
曹洞宗の開祖、道元の物語や説話などを基にした彫刻に包まれます。

雲蝶さんの技術と精神がぎゅっと。
描かれる人物や動物が生き生きしていて、キャラクター性があります。
恐い龍や幽霊や鬼ですら、憎めない可愛らしさがありました。
それぞれの登場人動物に性格とドラマがあります。
すっかり雲蝶さんに惚れこんでしまいました。

saifukuji_uncho.jpg

これだけの彫刻を、39歳のころ6年かけて作ったそうですが
あれだけのダイナミックで繊細な作品を6年間で作るには
ものすごい精神力と集中力がないとできないかと思うのです。

彫刻に向かう姿勢が禅なのですね。
参りました。

そんなこんなで雲蝶さんDVDなんて、当然買っちゃいますよね。
saifukuji_dvd.jpg

あと、般若心経を絵文字で書いてある手ぬぐいも。
般若波羅蜜多のハラ→腹ってことで
おじさんのデブ腹が何度も登場しています。

堂内のおしゃれな喫茶スペースで一息。
saifukuji_cha.jpg

お寺の中なのですが、非常におしゃれにスペースを作っていて
大正浪漫喫茶みたいな雰囲気。
お抹茶と自家製のかぼちゃ羊羹。なんて素敵♪

ご朱印もしっかりいただいて、開山堂をバックに記念撮影です。
saifukuji_shuin.jpg

さて、雲蝶さんファンツアー最後は針倉山永林寺です。

狛犬とか金剛力士じゃなくて狸によるお出迎え!?
eiryinji_tanukimon.jpg

堂内が完全に撮影禁止だったので写真ありません。
まず驚いたのが、石川雲蝶を完全に押しのけて、
独自の色を全開に押し出しているお寺なのです!

笑う門には福来る、が一押しの思想のようで、
仏教ギャク、仏教漢字クイズ、親父ギャグなタイトルの御神籤・・
紙っぺら一枚ものから冊子まで、商売商売!!!
20円シリーズの紙媒体が一番充実してました~。

eirinji_nikoniko.jpg

最初に行った龍谷寺とは真逆の空気で
楽しく生き、ポジティブにアイディアを出しながら商売を楽しんでいる感じ。
なるほど、これも知恵や閃きが商売になるんだという教えなのかも!

いろんな曹洞宗を体感できました。おもしろい。

外に出てみたら、お堂の前にお坊さんパネルが・・・
eirinji_houjou.jpg

撮影用にと置いてあるのですが、
本当に面白みのある楽しいお寺です。

肝心の雲蝶さんの作品は、ニコニコ宗に勢いで押され気味ですが、
こちらのお寺の作品もとてもとてもすばらしいです。

パンフレットの拍子の彫刻もここにあります。
uncho_guide.jpg

吉祥天女たちの彫刻も鮮やかで繊細。
とくに肌のもちもち感と指の表現がすごいです。
やわらかくて生きているみたい。
まとわりつく衣や煙は、なびく一瞬を感じます。

裏に回ると、天女さんの背中が非常になまめかしいです。
必見。
床のはめ込み細工、こちらにも沢山ありました。
もしかしたら、最初の龍谷寺にもあったのかな~?

欄間も絢爛でした。
それぞれ花と動物が描かれています。
センターの大きな口をあけた龍がリアルで、かっこいい!!!
麒麟や漠などの伝説の動物がかっこよく描かれてましたが
個人的には孔雀に目を奪われました。(こちらも拝借写真)
img033r.jpg

息を呑む美しさってこういうことなのかもしれないです。
欄間のうちの2つが、おそらく雲蝶作ではないものがありましたが
それと比較すると雲蝶のすごさがよりわかりました。

ニコニコグッズはたくさんありましたが、雲蝶グッズがほとんど無かったので
雲蝶グッズとか解説なんかがもっと充実するといいのにな~と思いました。
そしたら私は買ってしまう。

さて、小腹が減ったので伝統工芸小千谷ちぢみの里で
憧れのこしひかりモナカ♪(次の日にこしひかりソフトも食べました)
monaka.jpg

ちぢみの資料センターにも。
やはり地方の伝統工芸は押さえておきたいですね!
tijiminosato.jpg

角谷でへぎそばとおにぎり2つを完食!!!
hegi.jpg

食べ過ぎました(反省)
おそばの出汁も美味しいし、コシヒカリのおにぎりも美味いし。
冷たいおそばは、こしがあってこりゃまた美味し!
満腹&満足です。

この日のお宿は北西の燕三条へ。
途中で信濃川を渡りました。
shinanogawa.jpg

地理で習った、あの、信濃川!!!
やっぱり有名人に会ったような感覚です。
名前は知っているのに、見たことが無い山や川は多い。
越後平野もです。

燕三条は、なんてことはない、
普通の地方都市みたいな町と駅でした。
特に書くことは無いので、二日目はこれにておしまい。

雲蝶さんをたっぷり堪能できてよかったです♪
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