
エリーナ・ガランチャの「カルメン」
カルメンは昔から異様に大好きで、小節、映画、フラメンコ、漫画、オペラ(DVDですが)と色々見てきました。
一番最初は、小学生の頃に初めて聴いた「ハバネラ(恋は野生の小鳥)」に衝撃を受けたのがきっかけかしら~??不思議でエキゾチックな音階が耳について離れませんでした。あとからオペラのカルメンで歌われるアリアだと知り、メリメの小説を読んだのは中学生のころでしょうか?よく覚えてませんが。
そのときは「ジプシー」っていう人たちのこともよく分からなかったし、カルメンの生き生きした魅力も分からなかったし、あまりに学術的な説明も多かったのでそこまでハマリませんでした。
本当に惚れたのは社会人になってからだったと思います。
もう一度、小説を改めて読み直すと、カルメンの生き方や数々の名言に心臓をゆすられました。
名言集みたいな感じです。一つ一つの言葉に「ゆるぎない自我」みたいなのが見えてキラキラしてます。私にとってカルメンは永遠の憧れの人なんです♪
ビゼーのオペラのカルメンもやっぱり好きで、昔衝撃を受けたハバネラや闘牛士のテーマなど名曲揃いです。フランス語のオペラですがスペインの香りが漂ってくる気がします(スペインには行ったとこがないので、あくまで想像ですが・・・)
ハバネラの歌詞にもすごく惹かれるものがあるし、曲はもう小学生の頃から好きなので、ここ数年では毎日必ず1回は何かしらのバージョンで聴いています。聴くと内臓が騒ぎます。
音楽のカルメンで言うと、ハバネラは沢山演奏されていますし、沢山の歌い手さんが歌ってます。
中でもマリア・カラスの歌が素晴らしかったです。ソプラノの方ですが、中音域もすごく豊かで柔らかくて素敵です。(ピアノジャックも演奏してましたね)
今のおススメは、ガランチャが演じているオペラ「カルメン」。写真のものです。
カルメンのオペラDVDは色々出ているのですが、これが一番高価でした。(定価10,000円!!)
でもこの方のカルメン、素晴らしくて素晴らしくて!!理想的なカルメン!
声も素敵~♪きっとカルメンのような人なんだろうと思う。
う~ん、やっぱりハバネラはいつか歌えるようになりたい!!
なんだかよく分からないのだけど、これ聴くとゆすぶられます。
ガランチャさんみたいに歌いたい♪
これが一部です。真面目な青年ホセとの密会?の場面です。
出演者みな素敵ですし、舞台装置も豪華で凝ってますし、途中でフラメンコ?パレエ?のようなダンス群舞を交えた演出などもあったり、数時間あっという間です。ちょっと高価ではありますが、これは間違いない作品だと思います。もし興味沸いたら見てみる価値があると思います。
さてと、今日はレッスン業の前にフラメンコ習いに行くので、ちゃんと練習してから行こうっと♪